ラマダン・プアサ(断食)に入りました、事故には要注意!!

マレーシアはイスラム教を国教としている国で、本日から一か月間、日中の飲食を断ち、
神の恵みに感謝する「五行」の一つに入りました。

日の出から日の入りまで一切の物を体内に入れる事は許されていません。

食事・飲水・つば・注射・性行為 など全てがダメです。

但し、妊婦や病人、海外に出掛けている期間はその期間を改めて振替で実施する事で
一時的に免除されます。

この時期は役所などでも仕事が終わるのが通常より早る場合も有りますので
ご注意ください。

また、断食期間中は特に午後以降作業効率が非常に落ちますので、焦らず、
時間に余裕をもって事に当たってください。

昼間だけの断食とは言え、水も飲めない環境は非常に辛いですので
断食中の人たちの前での飲食などは極力避ける配慮をお願いいたします。

最後に注意点ですが、夕方の渋滞が普段よりも早まりますし、断食明けの
食事を楽しみにしている人たちが、我先にと殺気立てて家路に急ぎますので
この時期の交通事故は増える傾向にありますから、事故にはくれぐれも注意してください。

この時期にはラマダン バザールと言って、断食明けの食事を楽しむための
食品などが売られている出店が空き地などで開かれますので、この時期にしか
販売されていない美味しい食べ物も沢山有りますので、一度お出かけ下さい。

多くのホテルなどではラマダンディナーと言って、ブッフェ形式の食事なども
企画されていますので、一度体験してみるのも良いでしょう。
この時はアルコールの代わりにシラップと言う赤いかき氷のシロップジュースを
飲んでください。

19:30前後にマレー人に会いましたら、「スダ マカン カ?」(ご飯食べた?)や
「セラマッ ブカ プアサ」(断食明けおめでとう) と声を掛けて、彼らの行に
敬意を持って接しましょう。 必ず親しみやすい笑顔が返ってきますので。

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