福建人正月

マレーシアにはKL周辺に多い「広東人」、ペナンやクランに多い「福建人」や「客家人」、「潮州人」等の
中国中南部を故郷にした華人が多くいます。
 
皆さんもご存知の様に今年の1月23日は旧暦の1月1日で賑やかな正月でしたね。
しかし、明日は福建人に取っての正月(旧暦の1月9日)にあたります。
福建人はこの日にサトウキビを飾り新年を迎えるわけなんですが、
その諸説には
1.
昔、中国国内の広東人と福建人との間で内戦があり、追い込まれた福建人がサトウキビ畑に隠れてやり過ごし
広東軍が去って助かったのが正月初9日だった為、その日にサトウキビに感謝の気持ちを捧げると共に
祝えなかった正月を遅ればせながら祝ったとの事です。
又、旧暦1月9日は玉皇大帝つまり天公の生誕日と考える福建人にとって大事な祝祭日です。
 
2.
第二次世界大戦中、日本軍の捕虜になっていた中国国民が中華正月を祝い事を禁止していた為
警戒態勢が緩んだ正月9日目に傍に有ったサトウキビを神に見立てて一年の祈願を隠れながらに
したということです。
 
どちらが本当かは解りませんが、今晩も12時前後から爆竹の爆音がそこらじゅうで
鳴り響くことは間違いないですね。
 
 
 

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