漏電による感電事故に付いて

昨日、非常に悲しく痛ましい事故の一報が入ってきました。

事故の内容については皆さんも報道などでご存知かと思いますので
ここでは割愛させて頂きますが、同じ様な悲劇が繰り返されない為にも
注意喚起として敢えてここで記させて頂きます。

事故の詳細原因はまだ何も発表されていないので、あくまでも想像での
仮定で話をさせて頂きますが、シャワー室での漏電による感電事故ですので
温水ヒーター配線による漏電が原因かと思います。

しかし、本来なら漏電防止装置が付いていますので、作動して事故を回避出来たはずですが
今回はその機能が働かなかった為に起こった不幸な事故かと思います。

私が工場勤務時に頻繁に発生した停電トラブルの大半はネズミによる配線カットでしたので
今回も伺う余地はあるかと思います。

又は結線緩みや、固定されていた配線その物が何かしらの原因で、落下した
又はアースが取られていなかった、プラグ内に埃が溜まって等など・・・・

原因を考えたら起こりえない様な事ばかりや、全てが考えられる事など、
訳が分からなくなりますが、私の友人の日本人不動産エージェントさんから
単純ですが、効果のある対策法として

シャワー使用前に給水タンク内の水を温め、シャワー使用時にはメイン電源をOFFにする事で
漏電による感電事故は物理的に回避できると言う事ですので、ご紹介させて頂きます。

言われて見れば当たり前の事なのですが、シャワー=電源ON とインプットされた頭には
シャワー時に電源をOFFして入る事など中々考えられないので、良いアドバイスを頂きました。
この様な所にも日本人のサービスを受ける事の価値が有ると思いました。

それでも不安をお持ちの際は、一度、電気技師による配線の診断を施すのも
良いかと思います。 
マレーシアでは電気知識を持ち合わせていない外国人作業者が見よう見まねで
配線などを繋ぐ作業をしている事も正直言って存在していますので、点検作業も
一つの予防対策かと思います。

被害に合われた方々には非常にお気の毒な事故でしたが、もう2度と同じ様な悲劇が
起こらない様に防止対策をするのも、我々の義務ではないでしょうか?

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

この様な情報も   / 今回はアドレスなしにさせて頂きます。

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