MM2Hで遺言書は必要なのか?

知り合いのMM2H居住者に遺言状に付いて聞かれたので
いい加減な返事も出来ないと思い少し調べてみました。
(その場に居たMM2H居住者の言い分がそれぞれ違っていたので)

では、先ずは何故に遺言書が必要なのか?

基本的にMM2H在住者のマレーシアでの資産はMM2H申請条件の定期預金、
通常の口座内預金、車、不動産などが有りますね。

巷で銀行口座を共同名義で開設していれば、どちらか一方が他界された場合も
銀行口座はそのまま使用できると言う話でしたが、私の認識とは違ったので
個人的に使用しているPublic Bank・OCBC Bank・HongLeong Bank・May Bankに
その内容を確認したところ、

全ての銀行の回答は  「銀行が知った時点で口座凍結する」でしたので、
巷の話は少し過大解釈をしているということになります。

勿論、死亡後即座にお金の引き下ろしをすれば良いのでしょうが、定期預金などは
そうも出来ないですね。

ましてやMM2Hでその後もマレーシアで住みつづけようと思えば定期預金は
保持する必要もありますので。

車・不動産の名義変更等は勿論、遺言書がなければ裁判所へ相続手続を行わない事には
何も動かせないので、結論、遺言書は書いたほうが簡単で時間の短縮になるので良さそうですね。

マレーシアの遺言書の内容は相続法よりも優先されるので、寄付するや知り合いに贈与
するでも自由に内容を選べます。

又、マレーシアは相続税・贈与税が掛かりませんので、日本国内に資産・財産を多くお持ちに
成られている方は、一度マレーシアにそれらを持ち込んでから遺言書に相続人を指定すれば
財産の相続も上手く出来るのではないでしょうか・・・・?

私も早速ですが、遺言書を作成してみようと思い、数社に話を聞きましたが、
遺言執行には財産の2%の手数料が掛かる・・・・電話ではよく解んなかったので
近々出向いて話を聞いてきます。 詳細は追ってここにアップします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です